タンザニア国豆知識その3~首都ドドマへの道

タンザニア国(タンザニア連合共和国、以下タンザニア)の首都は古くは沿岸部の都市ダルエスサラームでしたが、1973年に国土中央のドドマ(※1)への首都移転を決定しました。1996年に国会が移転し、その後大統領府や主要省庁の移転も進んで、インフラ整備等の余地はまだあるものの、ドドマは今では首都機能が充実してきたように思います。

日本を含めた他国からタンザニアに空路で向かう場合の空の玄関は主にダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ交際空港です(※2)(※3)。首都ドドマへ行こうとするとそこからさらに国内線空路、鉄道、陸路で移動しなければなりません。所要時間は、国内線空路が約1時間、鉄道は2024年に開通したSGR (Standard Gauge Railway、標準軌鉄道) が約4時間(※4)、陸路は国道を約450km走り約7時間程度です。

私は省庁との打ち合わせのために、ドドマに行くのに国内線空路しか利用したことがないので、その体験談になりますが、この国内線はAir Tanzaniaが運航する1日往復3便のプロペラ機です。

最初はなんだか怖かったですが、何度か搭乗するうちに、あのプロペラの響きが心地よくさえ感じるようになってきました。

機内では飲み物とタンザニア名物のカシューナッツが提供されます。

窓から外を見るとこのような風景が続きます。

ドドマ空港は首都の空港でありながら、ダルエスサラーム便のみが発着する小さな空港ですが、現在、大型機も発着可能で、現代的なターミナルビルも備えた新空港の建設工事が進行中です。

参考まで、2年前に撮影したAir Tanzaniaの動画です。

ちなみに、成田空港からドバイ、ダルエスサラームを経由してドドマ空港まで到着するのに約26時間かかりました。

(中小企業診断士 米屋正宏)

<注記>
(※1)ドドマはダルエスサラームから直線距離で約400km内陸部にあります。
(※2)「ジュリウス・ニエレレ」はタンザニアの初代大統領の名前です。
(※3)国際線が発着する空港は他にも、キリマンジャロ国際空港、アベイド・アマニ・カルメ国際空港(ザンジバル)などがあります。
(※4)SGRはダルエスサラーム-ドドマ間を1日往復4本運行しており、そのうちExpressが1本で所要時間3時間40分、Royal Expressが1本で所要時間3時間15分です。

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