タンザニア国豆知識その2~スワヒリ時間?

先月(2024年2月)に仕事でタンザニア国(タンザニア連合共和国、以下タンザニア)を訪問しました。タンザニア訪問は昨年11月に続き2度目でしたが、2度の訪問でわかったことをいくつか紹介したいと思います。

この写真を見てください。

MUDA WA KAZIは勤務時間、JUMATATUは月曜日、IJUMAAは金曜日、ASUBUHIは朝、JIONIは夕方という意味ですが、月曜日から金曜日はよいとして、勤務時間が朝の2時から夕方11時までとは、いったいどういう勤務をしているのでしょうか?
実は、これは「スワヒリ時間」なのです。一般的には1日は深夜0時より始まりますが、スワヒリ世界では1日は18時より始まります。その結果、タンザニアでは時間の数え方が18時間(6時間と考えた方が簡単)ずれています。先程の写真では、勤務時間は朝8時から夕方5時までということになります。タンザニアの人たちは日常生活でこのスワヒリ時間を普通に使用しているため、英語が得意ではないドライバーに送迎の時間を伝えるときはスワヒリ時間で言わないとたいへんなことになります。ちなみに、6時間のずれは日本とタンザニアの時差と同じなので、私はタンザニア滞在中も腕時計を日本時間のままにしておいて(スマホが現地時間を自動的に表示してくれるので現地時間はスマホで見る)、スワヒリ時間がすぐにわかるようにしていました。

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